吉田修一

なんとなく吉田修一という名前を見て どこかで見たような気がした。

 

台湾に日本の新幹線技術を輸出して完成させるまでのお話だそうで。

 

今でも親日といわれる台湾の第二次世界大戦後の歩みと被らせながら

語られていくらしい。

 

東日本大震災のチャリティー番組で番組中に22億円弱もの義捐金が寄せられ

ました。

 

台湾の人口は日本の6分の1ほど。また所得については初任給で日本の50%

ほどの額のようですので、日本の価値観では270億円近い金額が寄せられた

ことになります。生放送中の4時間半だけで。

 

参考までに24時間テレビの過去34年間の全募金額が312億円弱です。

平均9億円ほどですが、このうち24時間の生放送中の募金額は3億円ほど。

 

台湾の9つもの放送局が協力して行った番組ということもありますが、

そうした番組を組む放送局の取り組みがあるということと、一般の人が募金

してくれたというところに意義があると思います。

 

義捐金の話が長くなりましたが、自分でも忘れないため ということで。

 

小説では戦後の過去を振り返りつつも、困難を乗り越えて新幹線を作り上げて

いく過程を「人々」の話を通じて描いているところがよさそうです。

 

路(ルウ)

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